外反母趾とリウマチの靴から生まれた「歩体整(ほたいせい)」とは

  

「歩体整(ほたいせい)」とは立川靴工房の理念を表すために生まれた造語です

 

・「正す」のではなく、「引き出す」──身体に寄り添う新しい整え方。

 

歩行には、その人の身体の使い方や癖がそのまま現れます。

立川靴工房は、歩きのクセ=「偏り」を悪いものと決めつけず、

それを出発点として

「体が本来持っている“自由な動き”」を引き出す靴づくりを行っています。

この考え方を、「歩体整(ほたいせい)」と名付けました。

それは、歩行を整えることで、

身体のバランスや動きやすさを自然なかたちで回復・改善していくという新しい視点です。

 

 

・立川靴工房の「歩体整」が大切にする3つのこと

  •  歩行分析を通じて、身体の偏りを正確に読み解く

 足元の動きや重心のズレから、その人の身体の状態を把握します。

  • 無理な矯正をせず、動きやすさを引き出す靴を提案

 偏りを“治す”のではなく、“活かしながら整える”という考え方。

  • 一人ひとりに合わせたアプローチで、動ける身体へ

 加齢や不調による変化にも対応。

 

靴づくりとサポートを通じて、日常動作をより快適に。

 

 

・「正しい歩き方」が、すべての人に正しいとは限らない。

 

一般的に「正しい姿勢」「正しい歩き方」とされているものが、

必ずしもすべての人にとって快適で安全とは限りません。

年齢・体格・生活環境・過去の怪我などによって、

身体の使い方には一人ひとりの個性と履歴があります。

歩体整は、その人の今の身体と丁寧に向き合いながら、

“その人にとって自然で無理のない動き”を取り戻すためのアプローチです。

 

 

・歩体整から生まれる日常の変化

  一歩一歩が、日常を変えていく。

 

「歩くと疲れる」「よくつまづく」「何となく体が重い」

そんな日々のちょっとした不調にこそ、歩行が関係していることがあります。

歩体整によって、体の自由度が高まり、動きが軽くなると、

外出が楽になったり、階段の上り下りが怖くなくなったりと、

生活の安心感がじわじわと広がっていきます。

 

 ・COP(Center of Pressure)と身体の動き

  重心の“通り道”を観察することで、動きのクセが見えてくる。

 

歩体整では、足裏にかかる

「圧力の中心=COP(Center of Pressure)」の動きを解析します。

歩いているとき、体重はかかとからつま先へと移動しますが、

この圧力の通り道(COPライン)には、その人特有の偏りが現れます。

例えば、COPが外側に流れている人は足首の安定性が不足していたり、

内側に偏る人は膝や股関節に負担をかけている可能性があります。

歩体整では、このCOPラインの動きから全身の使い方を読み解き、

足元から体全体の自由度を引き出す靴の設計・調整を行います。

 

・姿勢制御と運動連鎖から見る歩行

  “足だけ”を見ても、本当の動きはわからない。

 

歩行という動作は、単に足の動きだけではありません。

骨盤、体幹、肩、腕、視線──すべてが連動しながら動いています。

この連動の流れを「運動連鎖(キネマティックチェーン)」と呼び、

一箇所のズレが全身のバランスに影響を与えます。

歩体整では、足元だけでなく、その人の動作の連動性に注目し、

靴を通して自然な連鎖が働くように調整していきます。

 

 

・歩体整によって得られる変化

  歩きやすさが変わると、体も日常も変わっていく。

 

靴を変えただけで「階段がラクに感じた」「散歩のあと疲れにくくなった」

そんな変化を体験される方が多くいらっしゃいます。

歩体整は、即効的な矯正ではありません。

あなたの体の動きを無理なく・自然に導く補助線のようなもの。

日常生活の中で、少しずつ体の使い方が変わり、

 

気がつけば「前より自由に動けている自分」に出会えるはずです。

 

 

・まずは、あなたの「歩き方」から見つめなおしてみませんか?

 

立川靴工房では、歩体整の考えにもとづいて、

あなたの歩行を丁寧に観察・分析し、最適な靴と調整をご提案します。

靴づくりだけでなく、「歩くための体づくり」にまで寄り添う、

それが私たちの使命です。

 

・Hotaisei: WBC (Walking Body Conditioning)

 


A unique concept created by Tachikawa Shoe Studio, focusing on improving posture, balance, and body harmony through walking.

 

 

・歩体整への想い

 

  

・立川から日本全国へ、歩く喜びを支えるものづくり

 

「歩く」という何気ない行動。

それができることのありがたさを、私はある患者さんの言葉から深く実感しました。  

立川靴工房の創業者である私は、医療用装具靴の職人として病院に通う人々の足と向き合ってきました。

そこには、痛みや不自由さから解放されたいという切実な声が数多くありました。  

ある日、ご高齢の女性からいただいた言葉が、私の人生を大きく動かしました。  

「あなたが作ってくれた靴で、また外を歩けるようになったの。本当にありがとう。」  

その言葉は私の心に深く刻まれ、ただ「靴を作る」だけではなく、

「歩く喜びを届ける」

これが私の使命であると気づかせてくれたのです。  

医療用装具靴を作る中で、私はさらに大切なことに気づきました。  

足の悩みは、病院に通う人だけのものではないということです。  

立ち仕事で疲れ切った足、ウォーキングを楽しみたいけれど痛みで続けられない足…。

歩行の悩みは、誰にでも起こり得る身近な問題です。  

そこで私は、「一般の方々にも歩行の悩みを解決できる商品を届けたい」という想いから、

医療用装具靴で培った技術を応用し、一人ひとりに合わせてカスタマイズするオーダーメイドのインソールと靴下を開発しました。

これらの商品は、足への負担を軽減し、

体全体のバランスを整えることで、

快適な歩行を実現します。  

当工房では、一つひとつの商品に職人としての情熱を込め、丁寧に作り上げています。

お客様の声を直接伺い、その方にとって最適な解決策をご提案することが、

私の何よりの喜びです。

そして、お客様から「これが私の足にピッタリ!」

という笑顔の声をいただくたびに、ものづくりの喜びとやりがいを実感しています。  

立川から始まったこの取り組みが、今では日本全国の人々に広がることを夢見ています。  

私のものづくりが、人々の健康を支える力となり、それを追求し続けることこそが、

私の考える「利他と利己」の調和です。  

 

ご縁をいただけたら幸いです。

心よりお待ちしております。

 

立川靴工房 

代表 川嶋竜也

 

 

 

・店舗案内

多摩都市モノレール 泉体育館駅 徒歩12分/送迎も致します

会社名 立川靴工房
住所 立川市柏町2-39-22
営業日

不定休(臨時休有)

営業時間

9:00-18:00

駐車場 普通車1台
立川靴工房立川店外観画像

・臨時休業のお知らせ

  

/5月3日(土)

/5月4日(日)

/5月10日(土)

/5月11日(日)

 

 

・お問い合わせ方法/完全予約制

 

  • お電話でのお問合せの方

 留守番電話へご用件、お名前、お電話番号、をお伝えください。

 当日中に折り返しお電話をさせていただきます。(臨時休業日をの除く)

 

 フリーダイヤル:0120-57-4192(イーナ・ヨイクツ)

 受付時間:9:00~18:00

 

  • メールでのお問合せの方

 メールお問合せフォームにて、お名前、メールアドレス、電話番号、メッセージを入力いただいて送信してください。

 翌日までに返信させていただきます。(臨時休業日をの除く)

 

 

・メールお問合せフォーム

メモ: * は入力必須項目です

・アクセス

・アクセス案内動画

 

多摩都市モノレール泉体育館駅から送迎する待ち合わせ場所案内動画です。

泉体育館側バス停に車で迎えに行かせて頂きます。

 

立川靴工房へ車でお越しのお客様へ

泉体育館前バス停からの車の経路の案内動画です。