今日から触覚、聴覚、味覚、臭覚、視覚の五感についてのお話をさせて頂きます。
まずは、視覚からです。
最後に形成されるのが視覚です。視覚は、生後、成長とともに完成されていきます。新生児の目は形成過程にあり、明暗しかわからないため、初めに目にする外界は白黒でぼんやりとしています。生後2か月を過ぎると、形や色を認識する細胞が働き初め、カラーテレビのような色彩豊かな情景を見られることになるのです。また、目の筋肉が発達して焦点が合うようになると、物を立体的に見たり、目で物を追ったりすることができるようになります。
外界情報は、五感全てを通して受け取っていますが、情報全体の実に約80%は、視覚の影響を受けているとされています。
視覚/約83%
触覚/約1.5%
聴覚/約11%
味覚/約1%
臭覚/約3.5%
日本成人病予防協会 総務省認証 学術刊行物より